2020年3月22日日曜日

イタリア、ミラノから受信した2020.3.22の通信

(イタリア、ミラノから本日3月22日受信した通信を個人情報を秘匿して掲載します。いま現地で何が起きているのか証言の一つとして読んでください。
 これは決してイタリア、ミラノだけの事態ではないと思います。いつどこでこのようになるかも知れません。まだそうなっていないところでは、それを防ぐために十分な警戒と対策と行動が必要です。日本の人びとにもくれぐれも注意してくださいとの現地からの警告です。)

***

本当に大変です。
今日から ほとんどの生産工場も閉鎖、国が停まりました。
ミリタリーが出て、外出を厳しくチェック
スーパーは開いているので冷凍庫が底をついたら買い出しに行く予定です。
1人で行くこと、出かける理由を書いた念書を持参です。

もはや医療崩壊、私や夫の通常の検診は無期延期
どんな病気になっても見てくれるところはありません。

我が家も皆感染したと思います。
長男はしばしば 今回感染の一番の核の街ベルガモに仕事で往き、会社が休みになったのはたった10日前からです。彼がもらってきたのでしょうね、我が家に菌を。
彼が5日前発熱2日遅れて弟、そして一昨日夫
高熱は息子たちだけ
今朝は3人とも平熱、私は今のところセーフ
感染しているか否か調べられないし、どこに問い合わせても
呼吸が苦しいと感じた時だけ
連絡して指定病院に行くように指示されています。

もし入院させられるほど酷いと、隔離、死んでもそのまま家族面会許されず
軍隊のトラックで他の州に運ばれ火葬されてしまうので
ペストの時代と同じです。

我が家、
皆、高熱以外は皆比較的元気にしていました。昨日あたりから解熱剤なしで3人とも平熱です。
4人4部屋にわかれ、飯炊きと給仕が目下症状のない私の役目、ほとんど接触なく暮らしています。

緊急で国は300人の医者を全国から募り7000人の医者がそれに応えたそうですがベットも器具も足りないし、なすすべないですね。
突貫工事で武漢の様な病院をミラノの見本市跡に作ったけど。

出かけないでやり過ごすしかありません。・・・
スペインもイタリアに追従、フランスもドイツも・・2週間遅れで同じようになるのでは?

ご心配おかけしていますが、食べものには困らないし
目下終息後まで頭周らないですが、
仕事は100%キャンセル、予約金受け取っていたのは
全て返金、どうなるやら・・・・参ったわ。

日本のお花見や学校再開、のんきなのに、感染者数も少ないし死者も少ない
不思議でしかたありません。
昨日ニュースで言っていましたが
中国からの菌は確かに侵入、その他にドイツからの菌が11月ごろに確実に到達、ヨーロっパの菌は進化しているのでは・・過激になっているのかもと言っていましたが。

日本も侮れないので
くれぐれも気を付けてください。

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